• 天皇賞 秋 1989

天皇賞 春・秋

第100回 天皇賞(秋) 1989年

1989年の天皇賞(秋)で、単勝1番人気に支持されたのはオグリキャップ。単勝オッズは1.9倍。この時はまだ馬連の発売がなく、オグリキャップは単枠指定馬となっていた。前年1988年の有馬記念、そしてこの年のオールカマー、毎日王冠と3連勝。南井克巳とのコンビも定着しつつあった。2番人気はスーパークリーク。前年1988年の菊花賞馬である。続く有馬記念では、走行妨害により失格となったが、この1989年は前走の京都大賞典で復帰。このレースを優勝しての参戦となった。鞍上は、もちろん武豊だった。3番人気はメジロアルダン。夏に高松宮杯を制し、前走の毎日王冠は3着。府中は前年1988年のNHK杯やダービーで2着に入った、得意のコース。何とか悲願のG1制覇を果たしたい1頭であった。

レースはレジェンドテイオーがハナに立って引っ張り、1000メートル通過は60秒6。それほど速い流れではなかった。その逃げるレジェンドテイオーを、好位3番手から追走したスーパークリークが直線で先頭に。外からオグリキャップ、メジロアルダンが襲いかかり、ゴール前は人気馬3頭による接戦となった。しかし、緩い流れのレースだけに、前で先に動いた馬が有利となる。クビ差振り切ったスーパークリークが、先頭でゴール板を駆け抜けた。オグリキャップ2着、メジロアルダン3着という結果となった。

スーパークリークは武豊にとって、前年1988年の菊花賞で初めてのG1タイトルを手にした馬。そのコンビの絆はこの1989年の天皇賞(秋)でも変わらなかった。そのスーパークリークはその菊花賞以来、2つ目のG1タイトル。翌年1990年には天皇賞(春)を制して、春秋の天皇賞制覇を達成。名コンビの快進撃は更に続くことになった。

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